ある場所の天然ガス暖房からの排出量。光熱費の請求書に記載の天然ガス消費データを参照して算定する。消費量の単位は、一般に熱量で測定するサームか体積で測定する立方フィート(ccf)。
ガソリンを使用する車両の運転からの排出量。「燃料ベース」算定方式の場合、その車両のために購入した燃料の量(例:ガロン、リットル)を基に算定する。
ガソリンを使用する車両の運転からの排出量。「距離ベース」算定方式の場合、一定期間にその車両を運転した距離(例:マイル、キロメートル)を基に算定する。
装置・設備(例:加熱炉、ボイラー、発電機)の運転で消費する燃料からの排出量。
購入した冷媒(例:R-134a、R-32)からの漏洩排出量
購入した産業ガス(例:二酸化炭素、亜酸化窒素)からの漏洩排出量
ある場所で消費した電気からの排出量。一般に電気料金の請求書に記載のキロワット時(kWh)を参照して算定する。「ロケーション基準」算定方式の場合、現地電力系統の平均的なエネルギーミックス(例:風力30%、石炭25%)に応じて算定する。詳しくはこちら。
ある場所で購入した熱と蒸気からの排出量。消費データは、熱と蒸気の請求書を参照すると分かる。一般に請求書に記載のキロワット時(kWh)を基に排出量を算定する。
ある場所で購入した冷熱からの排出量。消費データは、光熱費の請求書を参照すると分かる。これに該当する代表例は、冷却用に冷水を購入している場合である。エアコンからの排出量(冷媒と電気からの排出量として算定)と混同しないように注意。
ある場所で消費した電気からの排出量。一般に電気料金の請求書に記載のキロワット時(kWh)を参照して算定する。「マーケット基準」算定方式の場合、電気事業者別の排出係数か、クリーンエネルギー調達の契約証書(EAC、PPAなど)を考慮に入れて算定する。
購入した製品やサービスの生産に伴う排出量。サプライヤーデータまたは産業平均値を用いて、生産原材料やサービスに含まれる排出量を見積もって算定する。
機械や建物など、事業活動に利用される物的資産の製造・建設に伴う排出量。サプライヤーの排出量データまたは産業別の排出係数を用いて算定する。
スコープ1または2に含まれない、購入・消費した燃料やエネルギーの生産に伴う排出量。燃料の採掘、精製、輸送による上流の排出量がこれに該当する。
自社が購入した製品や原材料を受領するまでの輸送や配送から生じる排出量。輸送手段、輸送距離、車両・船舶別の排出係数を用いて算定する。
事業活動で発生する廃棄物の処理に伴う排出量。一般に廃棄物の種類と処理方法に基づいて算定する。
自社が所有または運営していない、従業員が出張に利用する交通手段(飛行機、レンタカーなど)からの排出量。出張の領収書と移動手段別の標準的な排出係数に基づいて算定する。
従業員が自宅と職場間の移動に利用する交通手段からの排出量。移動手段と移動距離を推定するために従業員調査を行ってデータを収集する。
自社が賃借し、スコープ1または2に計上しない資産からの排出量。資産別のデータと利用状況に応じたパラメーターを用いて算定する。
自社が販売した製品が最終消費者に届くまでの輸送や配送から生じる排出量。送料を消費者が負担する場合。輸送手段、輸送距離、車両・船舶別の排出係数に基づいて算定する。
他社に販売した中間製品の加工から生じる排出量。下流の加工業者から提供された加工方法とエネルギーデータに基づいて算定する。
販売した製品やサービスの最終使用から生じる排出量。通常、顧客調査や製品ログから得た製品の使用パターンと予想寿命に基づいて算定する。
最終使用者による製品廃棄時の処理やリサイクルに伴う排出量。処理方法と製品材料の種類を用いて算定する。
自社が所有し賃貸する資産(賃借人が使用している資産も含む)からの排出量。リース資産の事業活動データとその具体的な排出量から算定する。
フランチャイズ運営からの排出量。フランチャイズ加盟者から提供された使用エネルギー量と運営方法に関するデータを用いて算定する。
スコープ1または2に該当しない、他社やプロジェク トへの投資に伴う排出量。投融資先の事業活動からの排出量も含まれる。
企業規模を問わない、無制限の排出量算定
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