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銀行

銀行は当社の包括的なソリューションを利用することで、信頼性の高い包括的な排出量報告が行えるようになります。

 
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フォレスター社が、パーセフォニを”GHG排出量算定・報告とサステナビリティ管理ソフトウェア業界におけるリーダー”とよぶ理由とは?
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パーセフォニ・ファイナンスは、銀行(金融機関)が抱える”投融資先の排出量”において、一元管理システムを提供します。炭素情報の開示という大きな目標を高い透明性で実現することができます。 パーセフォニのプラットフォームがあれば、脱炭素化を考慮に入れた、業務の意思決定が可能になります。組織全体の炭素量を積極的に管理できます。

現在、「銀行セクターの脱炭素イニシアティブ(NZBA)」のもと、世界の銀行資産の40%を2050年までにネットゼロにすることが公約されています。さらに、金融機関の脱炭素化については、政府、規制当局、資本市場からの圧力も高まっています。こういった流れを受け、銀行はその規模に関わらず、自行の”投融資先の排出量”を算出し、開示する必要があります。 また、開示ルールの作成に向けたSEC(米国証券取引委員会)の積極的な動向を受け、今や、企業の気候関連報告は、取締役会の重要考慮事項になっています。そのような状況も、”投融資先の排出量”開示の世界的流れを後押ししています。 企業は、自社を脱炭素化していくにあたり、銀行にアドバイスを求める機会は益々増えていくことでしょう。逆に、銀行としては、企業が頼れるトランジション・ファイナンスのパートナーとしての地位を築きたいと考えているでしょう。

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銀行が今後、規制当局の高い要求を満たすレベルの炭素開示に取り組む際、パーセフォニは大きな力になるでしょう。なぜなら弊社は、PCAFフレームワーク(”投融資先の排出量”算定の世界的基準)をソフトウェアに実装することに世界で最初に成功したプラットフォームであり、PCAF算定が可能な日本有数のプラットフォームだからです。パーセフォニは、銀行業務とリンクした”投融資先の排出量”を一元算出し管理することができるソフトウェアです。特筆すべきは、パーセフォニのプラットフォームの特徴である、透明性と国際基準への厳密な適合性です。これにより、会計データと同じ信頼度を持って、炭素データが監査可能になります。 パーセフォニはクラウドサービスなので、銀行の各企業担当者がすべて同じプラットフォームにアクセスできます。各部門ごとに責任を配するような、全組織的な脱炭素オペレーションを作りやすいことも特徴の一つです。また、各企業担当者は、プラットフォームでの分析データを基に、顧客企業に対してトランジションのアドバイスの他、企業ごとの脱炭素進捗管理も可能になります。 【パーセフォニ活用例】リスクマネージャー:詳細な排出量データを基にした移行リスクのモデリングが可能です。ポートフォリオ管理チーム:企業単体ごと、ポートフォリオごとの炭素強度比較が可能です。このような分析データは、資本配分における重要参考情報となります。 具体的なプラットフォームの使用例としては、まず顧客セグメントごとにベースライン(現在の排出量)を算出します。この時、必ずしも完璧なデータが収集できなくても、入手可能な範囲で算出できるようにPCAFのメカニズムは工夫されています。逆に言うと、「物理的活動データ」を基にしたより精度の高い算出は、ある程度長期的に行っていく余裕があるということです。 炭素排出量がとりわけ多い顧客(化石燃料を大量消費する業界)に対して、パーセフォニを紹介しを直接利用してもらうことも可能です。パーセフォニで算出・管理されたデータなら、自信を持って監査対応も可能なので、安心して勧めることが可能です。

パーセフォニには金融業界に精通した人材が揃っていますので、ソフトウェア導入の段階から、スムースに安心して進めていただくことが可能です。パーセフォニが誇る”気候管理・炭素会計プラットフォーム(CMAP)”は、金融機関の炭素会計に特化した形で設計されています。パーセフォニは炭素会計の専門家であるだけでなく、金融機関や、より広い意味でのサステナビリティセクターにも深い知見と経験を持っています。さらに、ベイン&カンパニー社との戦略パートナーシップによる、業界最高レベルの気候コンサルティングサービスが提供できる他、ワーキヴァ社との連携による、広範囲のESG報告業務にも対応しています。

日本国内・グローバルの気候関連情報開示に対応

See the Persefoni platform for carbon accounting and climate disclosure in action.